2009.12.15 Tuesday
Panettone パネトーネ
この時期になると日本でも良く目にする””パネトーネ””
ブリオッシュ系が好きな私、パネトーネが大好き!!
イタリア語学校でのクラスメイトで10年来の友人
アリタリア航空CAのHちゃんがMilanoからパネトーネを買ってきてくれました。
Hちゃんによると
「ここのパネトーネは普通のパネトーネとはちょっと違うの!!最高に美味しいよ!」
MILANOにある PASTICCERIA RANIERI というお店のものだそうです。
何が違うかというと
普通のパネトーネは、ブリオッシュ生地にレーズン、プラム、オレンジピールなどの
ドライフルーツが入っているのですが
RANIERIのものは、なんとパイナップルが入ったパネトーネなのです。
甘いパイナップルはシャキシャキと歯ごたえがあって、風味豊か!
何種類かのドライフルーツが入ったものに比べると
味に統一感があって、しかも食べていて飽きない!
パイナップルのパネトーネは初めて戴いたけれど、美味しい!!
普通のパネトーネも十分好きだけれど
これ戴いちゃうともう他の食べられないかも・・・
すっかりファンになってしまいました!
ここのブリオッシュ生地、他の香りの強い生地と比べ
はとても素朴で自然な風味なので
止められない止まらない!!まるまる食べてしまいそう・・・・!!!
危険””危険!!
「Hちゃん来年も買ってkてね!!」
■ パネトーネ雑学
パネトーネはミラノの銘菓で
クリスマス時期になると各家庭で焼かれ
親族や友人に配る習慣がある。
近年では、家庭で焼かれることは少なくなり
パンやさんやスーパーで買うという人が多い。
パネットーネとは「大きなパン」という意味がある。
また、アントーニオという職人が焼いたパンだからという説もある。
「トーニのパン」 = 「 pane di TONI」 (パーネ ディ トーニ)
という意味が訛ったとされる。
パネトーネのブリオッシュ生地は、イタリアの自然酵母パネトーネ種を使用
パネトーネ種とは、生まれたての子牛が初乳を飲んだ後の
腸内物質から取り出した菌を小麦粉と混合して作る
北イタリアの特定の地方でしか培養しづらいとされている自然種(酵母)。
その為、イタリア以外の国、日本での発酵・熟成には
職人の高度な技術と勘が必要となる。
パネトーネ種の特徴は、水分・油脂分・糖分に対する耐性が強い
この特徴のため、パネトーネは保水性・防腐性・防菌性に優れ
長期保存が可能。
「いや〜勉強になった!!」
★複数の資料より抜粋・・・・